絵本を作りたい!絵本作家になりたい!

絵本教室に通った経験から、絵本を描いてみたい、作ってみたい!あわよくばプロとして絵本を出版したい!という方向けに有益な情報を提供していきたいと思います。

絵本作家になるにはどうしたらいい?

絵本作家になろうと思ったとき
どんな方法があるのでしょうか。

 

1 編集者に売り込む
2 絵本コンクールで賞をとり出版してもらう。

 

というのが大別したときのパターンだと思います。

 

有名な作家さんはどんな感じでプロになったんでしょうか?

「となりのますだくん」で
有名な武田美穂さんは、
編集部に持ち込みしたら酷評されて、
「見返してやる!」という思いで
講談社の出版文化賞や絵本にっぽん賞をとり
出版につながったそうです。すごい。
パターンの1と2で、最終的には2でデビューですね。

また「くっついた」で有名な三浦太郎さんは
大阪芸大を卒業後、イラストレーターとして広告に従事。
国内のいくつかの賞を受賞した後、
2001年、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。同展では6回入選。
2004年、初の絵本「JE SUIS...」(「ぼくは…」)が、
スイスのLa Joie De Lire社から出版されたそうです。
「くっついた」が2005年に発売だから、海外が先なんですね。
これは海外で2をしたパターンでしょうか。

絵本は絵が描けないと話にならないので
多くの絵本作家さんは
イラストレーターと兼業している方が多い印象ですね。

仕事の絵を描きながら
編集部に持ち込んだりコンクールに出している人が多いみたいです。

 

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どうやって編集者と出会うのか?

では持ち込み以外で、編集者に出会う方法はあるのでしょうか?

私が通っていた「ゆうゆう絵本講座」では
上級クラスになると編集者の方にプレゼンできる時間があるようでしたし、
先生も積極的に引き合わせてくれているようでした。
何名もデビューされてましたよ。

だから絵本スクールに行くのも
道が近づく一つの方法だと思います。

ちなみに何冊も出している絵本作家の友人がいますが
彼女はコンビを組んでいた相方が編集者と知り合いで、
その紹介でコラボで本を出したと言っていました。
でも、もともと二人とも絵本の専門学校(今はない)に通っていたようです。


コンクールで優勝とるのと編集者経由はどちらがよいのか?

コンクールで優勝するのはいばらの道です。
さらに出版してくれるとも限りません。

こう考えると、編集者に直接コンタクト取れるほうが
絵本作家への可能性は高い気がします。
ただし、「こんなの絵になってない」とか
多少傷つくこともあるようなので
そのへんは心して会われた方がよいです。

 


ゆうゆう絵本講座の宮本先生がいってました
「絵本作家になるには
ほかにどんな仕事をしてでも
絵本作家になるんだ!という気概を持ってやらないとなれない。
途中はなにをやったっていい!という気概でやれ」といってました。


実際に先生は、絵本作家になるために
生活のために工事のバイトなどをしていたそうです。
ふだんは穏やかに話す先生ですが
このときは熱く語っていたのでよく覚えています。

ハングリー精神、根性が必要なんだなと思いました。


チャンスがきたときに全身でくいついていけるように
日ごろの努力が必要ですね。